東京から新しいガーデニングスタイルとクリスマスローズをお届けします。ヘレボルスの育種を行い日本人の感性と自然環境にかなった新品種を育種し生産販売をしています。花とおしゃべりブログでクリスマスローズの育て方や花の病害虫対策、植物の魅力と楽しみ方とガーデニングの話題と写真画像をお楽しみください。 開花株と種苗のお買い求めは若泉ファームのクリスマスローズ販売ネットショップと直売で。

2012年4月11日水曜日

チベタヌス その儚げさが好き

チベタヌス。
ヘレボルスの原種の中では咲いたなと思うとあっという間に雄しべが散ってしまうほどの儚さ。
まるで平家物語を地で行くかのような雰囲気で淡いピンク色を見せてくれます。
珍しいから、あるいは栽培が難しいからというより儚げさが、人がこのチベタヌスに惹かれる何かがあるのかもしれません。

チベタヌスの花が終わってしばらくすると退色した花弁から種さやがこぼれてきます。
チベタヌスの実生。何度となく失敗しました。自然の中では意図もたやすく発芽してくれるのに、人間がそこに関わるとなぜか自己否定してしまう。不思議な種です。

2012年4月3日火曜日

チベタヌス h.thibetanus

このチベタヌス h.thibetanus は少しピンクが濃く現れています。それと同時に花弁の中心から地色より濃いベィンが印象を強くすると同時に一般のチベタヌスより多くの雄しべが現れています。

2012年3月23日金曜日

クロアチアカスの原種を使ったハイブリットのクリスマスローズ



 クロアチアカスの原種を交配に使ったクリスマスローズのハイブリットです。
ヘレボルスの原種を使ったハイブリットと言っても、ハイブリットの花と原種の花の形や色・花柄などが一致しないと咲いてくる花は惨めなことになります。
この花はそのもとになった翡翠、その翡翠のもとになったハイブリットや原種と絶妙なコンビネーションが良かったのかと思っています。

2012年3月21日水曜日

チベタヌス .thibetanus


 このチベタヌスのの消え入るようなピンク。
日本人には最も好かれる色。
うっかりすると白とも見間違えられる。
非常に微妙な雰囲気を見せてくれる。
意外と自然環境・民族や宗教・その国の歴史によって好まれる色は違ってくる。
以前聞いた話で、それが事実かはわからないが、イギリスのナーセリーなどで日本人がいの一番に買い求めるクリスマスローズのハイブリットは意外や意外、白と淡いピンク色のクリスマスローズ。
イギリスの人々は白やピンクは意外と買わないようだと。むしろ濃い色の花が喜ばれる。
冬の間、霧と曇天のイギリス。
色の無い世界。
そんな気象条件だからむしろ目立つ色が好まれるのかもしれない。

2012年3月15日木曜日

Beautiful hellebore

2012年のクリスマスローズシーズン最後に咲いてきた赤シベ卑弥呼。
その昔ウィスキーの会社サントリーのコマーシャルに「何も足さない、、、」という名作があった。
それと同じにこの赤のクリスマスローズ。それこそ何も足さない何も引かない。
ただせっかくの赤いクリスマスローズ、雄しべの花粉は黄色、その花粉の黄色、それと対比できるのは。
雄しべの軸が赤かったらと、、、、。

微かに見せてくれるベィンか、それとも密かに入るベィンが良いか、人それぞれと思うがわずかに花首をうなだれるように咲く花、その美しさは、、、、。

ピンク色をしたクリスマスローズの花から無駄な飾りを全て引いてしまった花。
飽きのこない、そしていつの時代でも人の心をひきつける色。

クリスマスローズの花弁に入ったスポット、人は黒子とかそばかすと言うが細かに散らばる小さなスポット、大きく弁をいろどるスポット、そのスポットが花の表情を大きく変える。

2012年3月13日火曜日

ラスト 卑弥呼



2012年クリスマスローズのシーズン最後かと思われる卑弥呼が咲いてきています。
いつもの年よりだいぶ遅れて咲いてきたクリスマスローズですが赤い梅の花と一緒に咲いてくるとは。
当地方、東京でも記録的な寒さと言われていますが、それもどうかなと思われます。
良く私が住んでいるところでは暮れに近い頃、浅草のお酉様の本家とも言われる花畑のお酉様があります。
二の酉、三の酉と神事がありますが昔から11月の酉の頃でもコートを着なければお参りが出来ないほど寒いと言われていたものです。
暮れの大晦日、その頃でも深夜になりますとコンクリートの上には霜が降りました。

そんな昔のことを思い浮かべると、クリスマスローズやそのほかの植物にとって住みにくいのではと感じる次第です。

2012年3月12日月曜日

クリスマスローズの交配種 「絹」 Hybrid Silk h.niger×h.thibetanus




クリスマスローズの交配種 「絹」 Hybrid Silk h.niger×h.thibetanus

2012年3月12日のクリスマスローズの交配種 「絹」 Hybrid Silk h.niger×h.thibetanus です。

2012年3月2日金曜日

h.torquatus Bosnia トルカータス ボスニア


トルカータス ボスニア。
ヘレボルスの原種の中では人気のある種です。
この株はだいぶ前に来た株の花ですが、同じ種の原種とは思えないほどの変異を見せてくれます。
花の柄はもちろん、大きさや株の立ち方など一目見ただけでは分類は難しいでしょう。




2012年3月1日木曜日

絹 ニゲル(h.niger)×チベタヌス(h.thibetanus)


池袋サンシャインシティで行われたクリスマスローズ展の展示に出したときはまだやっと蕾が上がってきたとき。
この花はニゲルにチベタヌスを交配し作った株で二代目となります。

おもえばこの組み合わせを始めて十数年ほどになりますが、最初の頃は果たして花粉の根が子房にまで届くか、それともチベタヌスの花粉をニゲルに交配して、果たして受粉するのかそれらの情報は皆無。
ニゲルもチベタヌスもかなりの親を使い、様々な組み合わせを行ってきました。
その初期の株からの二代目。
咲いてきています。

2012年2月15日水曜日

赤いクリスマスローズ

例年に無い寒さでクリスマスローズの開花は著しく遅れています。
仕入れにくる業者はもちろんのこと、直売に来るお客様が育てているクリスマスローズの花も地際で蕾が大きくなっているだけで茎が伸びて花を咲かせていないようです。

夏の気温は高く、その高い気温が12月まで続き、クリスマス寒波と言われるような寒気が入ってきてからテレビや新聞などでご承知の豪雪と寒波。
これでは花も咲かないのが当たり前かもしれません。

この花の色は赤から紫にかけてのパーティドレス系の花。
直売に来られるお客様はビギナーと言うよりかなりのベテラン。
選んでいる花を見るとマスコミなどには踊らされず自分の好みの花を選んでいる。
あのクリスマスローズの花、この色、この花柄と、選んでいくといつの間にか予算をオーバーしてしまう。

その昔の自分を見ているような気になってしまう。

2012年2月7日火曜日

雌しべと雄しべ 花の色、そして柄 蜜管





 クリスマスローズと一言でくるめてしまいますが、カメラのレンズを通して雄しべと雌しべ、そして花色を探ってみますと一花ごとに個性が感じられます。
いささかしつこいほどのベィン、素朴でいつまで見ていても飽きない雄しべと雌しべ。


2012年1月20日金曜日

クリスマスローズの交配種 「絹」 Hybrid Silk h.niger×h.thibetanus  2

クリスマスローズの交配種 「絹」 Hybrid Silk h.niger×h.thibetanus
今日現在、未だ蕾です。
初春を迎えてから急に気温が低くなり、蕾も土の中に隠れたままでした。
やっととでも言うように、今、土の殻を破りピンクの蕾が顔を見せてくれます。

ただ、このピンクの蕾はh.niger×h.thibetanus ではありません。h.niger×h.thibetanusはF2。

F1とどう違ってくるか、それともF1と同じような薄墨色を香らせたピンクの花を開いてくれるか。
それが問題です。

2012年1月9日月曜日

ヘレボルス ハイブリット h.niger×h.vesicarius

新年を迎えて少しずつ大きくなってきたヘレボルス ハイブリット h.niger×h.vesicariusの蕾です。
このハイブリットを作り出すには、まずh.vesicariusの花を咲かせなければなりません。
しかしh.vesicariusは実生から途方もない時間を得なければ花を咲かせてくれることは無く、自然の掟に従わなければ女神はほほえんでくれません。

チベタヌスとニゲルのハイブリットより開花までの期間は若干早いようだが、咲いた花そのものには特に目立つような個性はありません。
思うに父親となっているh.vesicariusの個性に特徴が無いと、個性的な花を求めるには難しいのかもしれないですね。
それこそ女神がほほえむまで待たないと、、、、。

2012年1月3日火曜日

クリスマスローズの交配種 「絹」 蕾 Hybrid Silk h.niger×h.thibetanus


クリスマスローズの交配種 「絹」 Hybrid Silk h.niger×h.thibetanus
この品種、少しおませな感じでピンクの蕾をあげてきました。現在35センチほどのテラコッタに入っていますが、発芽初期とは違って旺盛な育ち方を見せてくれています。

池袋の展示会用にと幾鉢か用意した株ですが、固体によって蕾の上がりかたが違ってきます。
それも個性ですが、まだ生まれて10年。
栽培方法などはほぼ解明できましたが、相手は植物。
まだまだ解らないところがたくさんあるようです。