東京から新しいガーデニングスタイルとクリスマスローズをお届けします。ヘレボルスの育種を行い日本人の感性と自然環境にかなった新品種を育種し生産販売をしています。花とおしゃべりブログでクリスマスローズの育て方や花の病害虫対策、植物の魅力と楽しみ方とガーデニングの話題と写真画像をお楽しみください。 開花株と種苗のお買い求めは若泉ファームのクリスマスローズ販売ネットショップと直売で。

2015年12月31日木曜日

クリスマスローズの世界展出品予定の絹

 2月に東京サンシャインシティで開催される、「クリスマスローズの世界展」に出品する予定をしている絹の蕾が少しずつ膨らんできています。

茶色の衣をまとった蕾の中には濃いピンクの花弁が顔をのぞかせています。

小さな双葉が開いてから7~8年。
毎年植え替えを繰り返して大きな株に育っていますが、この尺を超える鉢に収めるまでは苦労の連続です。

絹は他のハイブリッドと比較しても生来の強健さがあまって蕾の数が多く、その蕾をそのまま咲かせてしまうと後の木阿弥になりかねませんので、花茎が伸び出したら蕾を間引かなくてはなりませんので切り取る蕾をどれにしようかと迷ってしまう事も出てきます。



2015年12月23日水曜日

早く咲いてくるとどんなクリスマスローズも駄目ですね

クリスマスローズのシングル、赤い雄しべの軸を持って咲いてくる卑弥呼です。

駄目ですね。
今年の1月に咲いてきたときとは打って変わって色が出ない。

本来のクリスマスローズは早くても1月に入ってから成人式が話題になる頃からはっきりとした色と形を見せてくれますが、気温の影響などで早く咲いてきてしまうことがまま発生してきます。

ホワイトやピンクなどの色はかなり綺麗に咲く傾向が出てくることがありますが、赤やブラック・パープルなどの濃い色が低温の影響をしっかりと受けないで咲いてくるとクリスマスローズは寝ぼけた色で咲く傾向があるように感じます。

卑弥呼は普通の赤より若干咲くのが早い傾向にあっても暮れの最中だとどうも具合が悪い。

今咲いてきた花は首基からチョッキンして次に咲いてくる花色にかけましょう。

スッキリとした赤で咲いたら種親に。





2015年12月19日土曜日

「クリスマスローズの世界展」招待券プレゼントの発表

 
 
サンシャインシティで2月に開催される「クリスマスローズの世界展」招待券プレゼントの発表です。

たいへん多数の方にプレゼント企画に参加いただきありがとうございました。

メールを34名のかたよりいただきましたが、お名前だけだったり、コメントだけでお名前や
ご住所が書かれていないのが6名いらっしゃいました。
当初5名とさせていただきましたが多数の応募をいただきましたので9名の方に招待券2枚を
お送りさせていただきます。

下記に都道府県とお名前の頭文字にてプレゼントの発表とさせていただきます。

埼玉県     利 様
            印 様    
大阪府     三 様
東京都     今 様
宮城県     鈴 様
千葉県     高 様
            粂 様
神奈川県  森 様
山梨県    市 様


21日に招待券を送りました。
ぜひ二月にはクリスマスローズの世界展をお楽しみください。

2015年12月18日金曜日

クリスマスローズの絹 販売情報

 
 年の瀬も押し詰まってきて来年のクリスマスローズ計画を立てようかと思っています。

まず一番はニゲルとチベタヌスの交配種絹。
多花性で強健、クリスマスローズに求められる最高の性質を持っています。

花が大きければそれなりに庭植えにして楽しめますが、日本の園芸土壌は鉢栽培が主流となっていますので鉢で上手く育てられないと夢幻のごとくとなってしまいます。

花の色は淡いピンクで、蕾の頃は濃いピンク、花弁が開くにつれ淡いピンクに花色が移行します。
植え替えは花が終わった直後と、秋10月頃に行うのが最適で、当然水捌けよい用土を使うの事ですが世情言われているように肥料は少なくと言う事はできません。
まずしっかり施肥することと鉢はスリット鉢などは不都合で駄温鉢が最適と思います。


来年度の絹販売は実生発芽から3年~5年ほど栽培した絹、下の画像は発芽から満3年、秋に販売した絹の苗と姉妹株で、すでに花芽が付いているもの半数ほどあります。

秋の販売株でもお客様のもとに送った株の中にも花芽が発達して明らかに花芽と確認できるものもあるかと思います。


こちらは実生発芽から5年。
花芽が5~6個ほど見られます。
春と秋の植え替えと施肥によっては2年で大株育てることが可能です。



絹の栽培で使う肥料は全てバイオゴールドを使っていますので土の育ち方も十分で来年の1月下旬頃からはネットショップにリストアップできるかと思います。

ネットショップ クリスマスローズ 絹 苗販売

(リンク) ネットショップ クリスマスローズのセレクト販売

販売方法はネットショップと直売のみとなります。

なにぶんにも絹そのもは生産量もごく僅かですので、卸売りに関しては長くおつきあいしていただいているごく一部の園芸店となります。


2015年12月17日木曜日

サンシャイン クリスマスローズの世界展 招待券プレゼント


サンシャイン 第14回 クリスマスローズの世界展 招待券プレゼントを行います。

例年12月も半ばになると、翌年2月に行われるサンシャインシティ クリスマスローズの世界展 招待券プレゼントです。

開催は2016年2月19日(金曜)より21日(日曜)までの予定です。


お一人様2枚、プレゼントさせていただきますのでホームページトップにあります「お問い合わせ」よりメールにてお申し込みください。

郵便番号 ご住所 お名前を間違いなくご記入してください。

http://www.wakaizumi-farm.com/

お申込期限は12月19日午後1時までとさせていただきます。

お申し込み多数の場合には抽選にて5名様にお送りさせていただき、お届けする方の都道府県とお名前の頭文字にて発表させていただきます。

招待券のお届けはクリスマスの頃に郵便にてお送りさせていただきます。

直メールやブログ等へのコメントなどは整理の都合上ご遠慮くださるようお願いいたします。

2015年12月16日水曜日

クリスマスローズ苗の育ち方は   今

 
2015年9月29日に75ミリのポットに植え込まれていたクリスマスローズの苗を12センチポットに植え替えた直後の姿です。
 
苗の植え替え後、1週間過ぎアイビー化成肥料を5粒乗せています。
 
 

下の画像は今日の姿、上のクリスマスローズ苗と同じで、苗そのものは資料集を作るために一切動かしていません。 
 
毎年、9月下旬から10月にかけて、その年のクリスマスローズ苗が園芸店やホームセンターで販売されますが、その頃お求めになったクリスマスローズの苗姿はどのようになっているでしょう。
 
この記事は、あくまで参考ですが育ちのよい子、またなかなかうまく育ってくれない子と様々です。
買ったときは小さな苗だったのが、ほんの数ヶ月で大きな苗に育ったり、はたまた逆のことが起こってきます。
 
苗の段階は小さなものとしても、購入の時期は秋、春に比べ緩慢な動きをするクリスマスローズですが置き場所(太陽光線や通風)、施肥、灌水によって出来不出来が異なってきます。
 
しかし今、育ちが悪いかなと思ったら用土の使い方や施肥の方法と灌水、そしてまず置き場所を考えてみてください。
 

 

「暖かいんだから」、冬の寒さはどこに

「暖かいんだから」、冬の寒さはどこに行ってしまったんでしょう。

あちらこちらでクリスマスローズの狂い咲きの声も聞かれますが、種の発芽もどうやら狂ってきているようです。
昨日のことクリスマスローズの種を蒔いているトレーを見るとなにやら緑色の粒が見えます。
目をこらしてみると発芽したばかりの双葉。

この発芽した種はクロアチカスダブルとハイブリッドのグリーンダブルを交配したものです。

東京ですと土中保存した種を9月から11月に蒔くと発芽するのは年明けの1月10日前後、この日は16年間ほとんど変わらずいます。

数年ほど前にヒデコートダブルがおませに発芽してきましたが、それ以前はほとんど変わらずと言ったところ。

環境問題がやかましく言われています。
パリ協定では温暖化対策が話し合われていましたが温室効果ガスが実際どれだけ削減できるか現実問題としてはどうなのかなと思ってしまいますし、エルニーニョが最大になっていて気温が高くなっているとの報道もあり、実際のところどうなっているのというのが正直なところです。

そんなことにクリスマスローズの種も惑わされているのか。


2015年12月15日火曜日

11ヶ月前の絹と現在の絹

 
 
ちょうど今から11ヶ月前の絹の姿が上の画像です。
時間的には鉢サイズを緩めて2ヶ月ほど過ぎたところです。
茶色のさやから濃いピンクの蕾が伸び出そうとしているところですが、この姿から一月過ぎると蕾が開いてきます。
 
 
下は今月10日の姿、まだ蕾は堅く閉じたままですが、花が開くまで2ヶ月ほどかかりそうです。

 






2015年12月14日月曜日

バイオゴールド 恐るべし


有機肥料のバイオゴールドを溶かしたペットボトルです。
2リットルのペットボトルにバイオゴールドを10粒前後、40度のお湯に溶かしています。ペットボトルの数は日に日に増え続けて20本になってきましたが日々その数は増えていきます。

クリスマスローズの絹の苗専用の液肥です。

1週間ほどはクリスマスローズを納めているビニールハウスの中で熟成させて、その後は2~3倍に希釈して与えています。

固形のものの有効期間は灌水の数にもよりますがだいたい2ヶ月前後で効果がなくなるのではと思いますので小さな苗には使っていませんが、液肥は発芽二年を迎えようとしているものを中心に主に1回程度灌水代わりに使っています。

下の画像は秋に販売した絹の残り。
販売するのは葉が残っているものを中心にしていましたが、残したのは葉の枯れた絹の苗。

バイオゴールドの液肥を与え始めてから数週間、通常絹の苗が新しい葉を伸ばしてくるのは翌年の1月下旬。
ちょうどその頃が植え替えのタイミングでしたが、この冬はバイオゴールドの効果が発揮されたのか新芽が土を破って顔を出し始めています。

生育の良い苗はすでに新葉を伸ばして早く植え替えしてくれと催促しているようです。


絹の苗の葉は枯れていても土の中には小さな葉が葉芽を伸ばそうとしていますので、日々の灌水で崩れた用土をピンセットでほぐして小さな芽が顔を出しやすくするのも日課になってきました。


2015年12月12日土曜日

お客様から絹の嬉しい便り


 昨年の秋のこと若い男の方が訪ねてきた。
絹苗の販売をしているときだった。
その絹を欲しいと話してお買い求めいただいたわけですが、小一時間話をしていると春に行われたサンシャインシティのクリスマスローズ展で絹の大株を見て育ててみたくなったと話していた。

お買い求めいただいたのは満二年になる絹の苗。
その後、時々訪ねてきて栽培方法を聞かれていたところ、今春、バイオゴールドの熱心なお客様と会い影響を得て絹をバイオゴールドで栽培していた。

その絹の一年後の姿がこの写真。
性質は大変丈夫なことは間違いないのですが、発芽から3年近くは育ちが目に見えてこないところが難しいところで実生3年でこれまで栽培できるとは考えてもみなかったところです。
お見事の一言

先ほど送られてきた画像ですが、コメントに

「花を咲かせるのは1つということですが
花芽が複数あるので
どの段階の花を咲かせたらよいでしょうか?
うれしい悲鳴で恐縮ですが(笑)」
とあった。

初めての花が咲くときに、これほどの花芽が上がってきてしまうと正直どれを残してどれを咲かせるか正直迷ってしまうと思います。


まずは小さな蕾を咲かせるにはエネルギーがたりませんので伸びてきた頃にまずは切り取る。
早く咲きそうな花芽も切り取る。
残すのは黒色の文字の芽二つほど。
黄色の文字の部分はもうしばらくしたら切ってしまう。

絹は多花性の性質を持っていますので、二年後も三年後も全ての花芽を咲かせてしまいますと体力を消耗させてしまいます。
二回目、三回目の花も後から咲いてくるだろう花芽は開花時期に切り取って株の体力を温存させるようにすると良いのではと思います。



2015年12月10日木曜日

ニゲル×チベタヌス クリスマスローズ絹の販売予定

 
実生発芽から4年、十分に花芽を持ったオリジナルの絹の一部です。
 
秋に販売した絹の苗は実生から3年近く過ぎた株でしたが、明春に販売する予定の絹は5~6年の時間をかけて開花させる予定で作ってきたもので現在6号のプラスチックに入っている株と7号の駄温鉢に入ったものが主流となります。
 
花芽は5~6個近く持っています。
 
ニゲルとチベタヌスを交配して種を取ったからと言ってすべての苗が絹の性質を表すわけでなく、ほとんどの苗はニゲルとなってしまいます。
 
しかし数多くの組み合わせを行っていくと、ある程度の確率で特定の性質を表す組み合わせが見つかることがあります。
それは奇跡に近いことで種親に使ったニゲルの性質によるものかと思います。
 
そのニゲルは18年ほど前にある園芸店が仕入れてきた地堀のニゲル。
30以上の組み合わせを行った中にその丸弁カップ咲き、そして花のサイズは中輪多花の性質を持った親から生まれてきた系統のニゲル。
それが最も絹の性質を多く表す組み合わせでした。
 
杉並の野田さんからアシュウッドでニゲルとチベタヌスの交配種ピンクアイスができたと聞いたのは16年前。
イギリスでできたのだから日本でできないことはないと思い、育種を始めましたが現れてくるのはニゲルばかり。
止めようかと思っていたとき偶然一つの組み合わせだけが幸運を招いてくれました。

 
用土の上に乗っているものは肥料のバイオゴールド。
多のハイブリット達とは違った絹だけの特別扱いで、しっかりした根、そして絹特有の淡い和紙のような質感を持った花を咲かせるために行っています。
 
バイオゴールドの施肥効果は以前、ブログにアップしたアマチュアの方がバイオゴールドを使って栽培した絹の生育が最も良いとの実証からファームでも使っています。
 
通常、クリスマスローズの花が咲くのは2月。
 
自然の温度を全身に浴び綺麗な色を見せてくれます。
 
蕾が上がってくるのが1月末頃、そして絹の花が咲くのが2月中旬。
 
販売ページは下記のショップページで行いますのでお楽しみしてくだされば幸いです。
 


2015年12月6日日曜日

園芸ガイド販売されました クリスマスローズ特集

 
主婦の友社より園芸ガイド 冬号が発売されました。
 
冬号はクリスマスローズの特集。
 
多くのクリスマスローズは鉢植えで楽しまれていますが、クリスマスローズを最も楽しめるのは庭植え。
鉢ならごまかしが効くところ庭植えだと植物の真価が垣間見えてくる。
 
まず、春に購入したクリスマスローズ、さてどのように植え込めばよいのか、その基本を今年の春に取材を受けた記事から。

 
 
ダイナミックにクリスマスローズを楽しむには地方在住の方には願ってもないこと。
 
 
千葉県、君津市の山の中にある、ドリプレローズガーデン。
 
バラだけではなく、春2月末頃から始まるクリスマスローズの開花。
 
園芸ガイドの記事の中に書かれていますが、ドリプレローズガーデンに植栽されているクリスマスローズは、すべて若泉ファームより送られて植栽された株ばかりです。
 
今から3年前のこと、古くからの友人が君津市にバラ園がある、そこに榎の大木があって、何を植え込んでも育たないのでクリスマスローズを勧めてきた。
 
ついては開花株を300ほど送ってくれとの申し出。
 
それから二年、送られたクリスマスローズは見事に根付き大きな株に育っています。
使われた画像は今年の3月下旬の撮影。
 
来春はさらに大きな株に育ってドリプレローズガーデンに訪れる多くの人の目を楽しませてくれるものと思います。

以上の画像は園芸ガイドの記事より
 
以下、4月はじめの雨のしょぼ降る休園日にドリプレローズガーデンを訪ねたときに撮影したクリスマスローズ達。
園主の清水夫妻とスタッフの努力の甲斐もあって大きな株に育っていました。
 



   

2015年12月1日火曜日

クリスマスローズの原種 オドルス


クリスマスローズの原種オドルス。

個人的なことですが数あるヘレボルスの原種の中で最も好きな種類です。

葉の数は多くはなく、かといって少なくもなく、適度な葉幅と広がりを持って、花弁のサイズも中輪をわきまえていて大き過ぎもなく、小さすぎずと言ったところから入ってほぼ丸弁のカップ形で顔の向きは斜め下。
そして雄しべの数が多い。

くどくど書き上げていますが、オドルスが最も育種の親に優れているのではと思っているところです。



オドルスに引き替え、トルカータスやアトロルーベンスなど原種の中で人気のある種。
実生で花を咲かせても変異が多すぎ育種の目的がそろわないことがあります。
ガチガチのベインを出そうとすればそれらに頼ることもやむなしというところですが、白や黄色、そして緑の整った小型の花をとなると単に原種の人気があるからと言って使うことさえままならなくなってしまいます。



しかし長所は逆に欠点になることもあるようで、実生から数を咲かせてもわずかな変異を見せているだけですので育種親に選ぶとなると、実際は大変難しいのかもしれません。

2015年11月30日月曜日

ルージュピコティ 秘すれば花

 
ルージュピコティと呼んでいる一重のクリスマスローズです。

なぜ、ルージュピコティって呼ぶのと聞かれます。
それは女性の口紅、ルージュ。
赤色のこと、転じて口紅。

白地の花弁の先端付近に赤くピコティが纏わり付く。

ホームページの中段、Flower of tabl の画像にその花が載っている。
しかしちょっと見たところではただのピコティのクリスマスローズ、その花の蕾があがってきています。
今日この頃、11月の末に咲いてくると、これは狂い花、少しばかりおませなクリスマスローズ。

それはさておき、このルージュピコティ、ただ者ではありません。
花弁が開くと何となく普通のクリスマスローズとは違う。

雄しべの軸色が赤。

世阿弥が残した風姿花伝に秘すれば花、、、、、。


2015年11月25日水曜日

クリスマスローズの古葉切り

師走の声が目の前で聞こえるようになりました。

クリスマスローズの開花が予定されている株では春に出た葉の間や株元に小さな蕾が見られます。
今の季節、秋から冬への間は花芽を大きくするエネルギーが満載。土の中では根が伸び花芽の充実を図っています。

この季節の仕事として古葉切りがあげられますが無闇矢鱈に古葉を切れば良いということがまかり通っています。
クリスマスローズの成長に合わせて切ればそれほど問題は発生しませんが方法を間違えると後で悔やみとなってしまうことが往々にして発生します。

まずは古葉を切り取る時期。早くとも画像のようにローソク状に蕾の元がはっきりわかり大きくなってきてから。
そして切り取る部分は根元から3~5センチほど上で切る。
気象は晴れ、雨や曇りの日ですと切り取った切り口の乾きが遅くなり、病原菌の進入やいつまでも株の水が流れ出して乾きにくくさせてしまいます。

庭植えなどの場合には寒さがきつくなると蕾が伸びようとして古葉を外側に広げる現象、ロゼット状といわれますが、そのように横に倒れてからで古葉切りの目的はかなえられます。

そんなことから切る場合は晴れている日に。 

そして古葉を切る器具、ほとんどの方はハサミになるでしょうが必ず第三リン酸ナトリウムの溶液で一株ごとにハサミを消毒する。
花郷園故野口氏によって日本に新しいクリスマスローズが導入されてから20数年過ぎましたが、その頃からウィルス性の病気、ブラックデスが栽培上の問題となっています。
病害をもたらす害虫の退治としていくら殺虫剤を散布していても、最後の最後でハサミを確実に消毒して古葉切りを行わないとさらにブラックデスなどの病害を蔓延させてしまうことになりかねません。

ハサミをライターで炙ればウィルスは死んでしまうという方もいるようです。
しかし火で炙るとハサミの刃はなまくらになってしまい使い勝手が悪くなるというのは中学の技術の授業で教えられる。
ウィルスを不活性化させて増えなくする効果のある第三リン酸ナトリウムの溶液を使ってハサミを消毒するのが最も効果的と思います。

植物ウィルスとはリンク。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%8D%E7%89%A9%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9


2015年11月17日火曜日

クリスマスローズ クロアチアカスダブル 花芽付き販売

 
秋も押し詰まってきたかなと思っていたら、思いもかけない気温の高さ。
今日はクリスマスローズの種を撒いているそばから汗がしたたり落ちてきました。
今朝まで、花芽があるかもしれませんとして販売していたクロアチカスダブル。
ほとんどの株の元に小さな蕾が。

http://www.wakaizumi-farm.com/shop/9_304.html




2015年11月16日月曜日

卑弥呼 クリスマスローズ シングルとダブル

 「卑弥呼」。
真っ赤な花弁の内側にある雄しべ。
普通はクリーム色の軸に黄色い葯。

このクリスマスローズの雄しべの軸の色はクリーム色ではなく真っ赤な色に彩られている。
何も絵の具をなすりつけて色をつけたわけではなく、自然の状態での赤。
真っ赤な花色に赤い雄しべの軸色、その先の葯の色は黄色。
赤い色を擬人的に表すと女性を意味することが通例と思います。

そんなことからこのクリスマスローズの名前を「卑弥呼」と名付けています。
シングルができたのだから次はダブルと考えるのが育種の掟。

下のクリスマスローズダブルも卑弥呼の血を引いて雄しべの軸色は赤。
しかしクリスマスローズの女神はそう簡単には希望を叶えてくれそうもない。

なぜ、発芽から1~2年の育ちが非常に難しい。

2015年11月9日月曜日

スイセン ガリルが咲き始めた

 
真っ白なガリルの花が咲き始めています。

スイセンと言うと真っ先に黄色いリップの日本スイセンの花と香りが思い出しますが、このスイセンガリルは日本スイセンとは趣が少しばかり違ってきます。

他のスイセンに先駆けて咲いてくれるのはとても嬉しいのですが日本スイセンの爽やかな香りとはちょっとばかり違うのがつらいところです。

初めてガリルの花の匂いをかいたとき何となく石油臭く感じてあれれとなった覚えがあります。
今年は例年より若干、花が咲くのが早く感じていますがそれだけ冬の訪れが早いのでしょうか。

ガリルの花が咲いてくる頃には夏にできたクリスマスローズの花芽も少しずつ膨らみはじめ、さあもう少しでクリスマスローズの花が見られると、、、、、、、、、。

まだ咲き始めて間もないところですのでそう気にしなくてもよい時期なのかもしれません。そう思うまもなくクリスマスローズの古葉切りもまもなく始まります。

古葉をいつ切らねばと、また古葉を切る必要な無いなどと論争する人もいないではありませんが、切る切らないは栽培している方の美意識に頼るしかありませんので、まっどちらでもそう大きな問題は起きないのではと思っています。
蕾が太り茎を伸ばすことから見られる現象、ロゼット状と言われる古葉が横に倒れるまで古葉切りはほおっておいて問題はありません。

ただ古葉を切るときにはウイルス性の病気を伝染させないよう第三リン酸ナトリウムの溶液でしっかりハサミなどを消毒してからにしていただきたいと思います。

2015年11月1日日曜日

国内実生 チベタヌスの蕾

 あと三年待つんだぞ。
そうするとペールピンクの優しいクリスマスローズチベタヌスの花がたくさん見られるのだが。

だが、と書くには訳がある。
このチベタヌス、
クリスマスローズの原種の中でも気むずかしいことで定評がある。
まずは腐らせてしまうのが上手な人が世の中にはたくさんいる。
自分もその一人だが。

15~6年ほど前に中国からの山取の株を入手したのが最初の出会い。
絹にチャレンジした頃だったが、やっと入手したチベタヌスはその年に腐らせてしまった。
ハイブリットではほぼそのようなことは無いのだが、このチベタヌスに限って腐らせるのが誠に上手でした。

10年くらい前を持って輸入チベタヌスには確実に別れを告げ実生にチャレンジ。
その実生さえも裏切る。

 
 これほど難儀なクリスマスローズは無いと思いつつ、チャレンジは続くのですが捨てる神あれば拾う神ありで少しは上手になったのではと最近は思うようにしている。

よく自生地に学べと言われます。
自生地は数千キロ日本から離れた山里。それも中国四川省。
東京のど真ん中でチベタヌスを栽培するのはどだい無理なことは解っているが、中国の環境をまねするよりチベタヌスに日本の環境を学んでもらうようにしようと思った。
それの方が早く目的にたどり着ける感じがする。

植え替えしてから2週間を過ぎる頃になると蕾もふっくらしてきて楽しみも大きくなります。
来年の二月にはしっかりペールピンクの花を咲かせてくれるように今は祈るだけ。


クリスマスローズの苗 植え替え1月の違い

 
 まだ本格的な秋には時間がある9月27日に、今年の1月に発芽し3月に7.5センチのビニールポットにあげて約半年したの苗を植え替えしたのが上に画像。

ポットのサイズは12センチ。

10月25日までは遮光ネットの下で過ごしています。
肥料は何を使っているのと聞かれますが、肥料の商品が数ありますので特に選ばずIV化成肥料を植え替え後1週間過ぎてから6粒ほど撒いています。

下の画像は11月1日、今日です。
苗の位置を移動していませんので、植え替え後1ヶ月の成長の様子がわかるかと思います。
新葉の数は各苗ほぼ2枚程度発生しています。


ちなみにこの苗は多弁のF3。

 
下の 多弁のクリスマスローズはF2。
このクリスマスローズピンクダブル、花弁の数は普通です。
ただ多弁のクリスマスローズには課題が多すぎるのが玉に瑕。
内弁の重ねが二段か三段位なら特に問題にはならない、花弁の数が多くなるに従い下垂咲きになってしまうという癖が出てくる。

花弁の数が多くなるに従い花弁の中にある水の重量。
そしてオリエンタリス系特有の花首の細さと長さ。

下垂咲きも悪くはないでしょうが、、、、、、、兼ね合いが難しい。