クリスマスローズの花はとうに終わって花粉付けをした株からの種取の真っ最中です。
人間の顔が一人一人異なっているのと同じように、クリスマスローズの品種や種類によって種の色や形もだいぶ違ってきます。
下の画像は中国を原産として人気も大きな原種、チベタヌスとニゲルを交配して出てきた絹。
その種子です。
採取時より1週間ほど過ぎて乾燥が始まったところです。
こちらはトルカータスのダブル、言わずと知れたかの有名なパーティドレス系ダブルの親になったディド、そのディドのセルフ苗から再度クロスで花粉付けをして採取した種。
香りがあると言われ近年人気もたかってきているイタリア産のリグリクス。
個体によって香りが爽やかだったりすることがありますがやはり太陽の国イタリアの生まれか、昼頃の太陽の下で雄しべが出始めた頃は素晴らしい香りを周囲にまき散らします。
最後はチベタヌス、このチベタヌスなどは栽培する土の温度でどうにでもなるのではと思いますが、実際には栽培の最も難しい種類のようです。
こうして数年おきにチベタヌスの種を採取していますが、成長の過程で星になるものが多いようです。
種の形は採取して種の殻が乾燥していないときは他の原種やハイブリッドとは違ってズングリムックリとした形で色は黒。
0 件のコメント:
コメントを投稿