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2017年6月4日日曜日

絹の夏越し

 
 梅雨の季節、6月に入りました。

庭植えのクリスマスローズもヒメシャラやナツツバキ、モミジの葉陰で涼しく過ごしています。

絹は特等席、70パーセント遮光のビニールハウスで元気に夏をやり過ごそうとしていますが、ただやり過ごさせるだけで無く春先からのダニ予防のためのダニ剤を一定期間ごとに散布していますので今のところダニの被害は見当たりません。

浸透移行性の粒剤を用土の中に混ぜるのと、液剤を一定期間ごとに散布していませんと気が付いたときには葉をぼろぼろにされる恐れがありますのでお求めいただいたお客様方には細心の注意を払っていただけたらと思っています。


ニゲルやアゥグチフォリウスを使った交配種ではダニだけで無く蛾や蝶の幼虫によって葉を食い荒らされてしまいます。
上は蝶の幼虫に食われた痕ですが、鉢土には浸透移行性の粒剤を入れてありますので食い荒らされる前に薬の毒に当たって幼虫は死んでしまったようです。

全国的にモンシロチョウなどは少なくなってきているようですが、もしクリスマスローズの近くをモンシロチョウが飛び回っていたら注意してください。

飛び回ってから2週間ほどすると卵から孵った幼虫の食害が見られます。

飛んでいるときの蝶は綺麗で可愛いのですが、幼虫時代は食欲旺盛でニゲルなどの柔らかい葉はものの見事に食い荒らされてしまいますので狂って出てくる新しい葉には注意してください。




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