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2014年10月1日水曜日

クリスマスローズ 絹の育て方  その1


ニゲルとチベタヌスを交配組み合わせたハイブリッドの絹。
上の写真は、今年度の秋に販売している絹の苗、発芽は昨年の2月頃から始まり3月下旬頃に75ミリのポットに植え替えし、1年後の2月頃に11.5ミリのポットに植え替えしてきています。
成長の具合によっては、其れの前後に植え替えしていますが、植え替え時にはほんの僅かしか
ポットを緩めていません。
当然のこと、根には一切手を触れずの仕事です。

 
この写真は一年ほど早く発芽してきている絹で、今年の春、新葉が発生してくる頃に11.5ミリのポットから12センチポットへの植え替え。
ポットを緩めてから半年程度ですが株の大きさは見違えるように大きくなっています。
生育の良い株の根本には現在、花芽と思われる粒が見られるもの有ります。
 
ネットショップと直売で多くの方に絹をお求めいただきましたが、幾人からの問い合わせで暮れから正月に旅行をするため管理が行き届かないことが出てきそうで、その場合どうしたらとの質問などがありました。
 
もし出来るなら、寒さがきつくなるまでに現在のビニールポットから駄温鉢の5号に植え替えをお勧めいたします。
少しばかり鉢が大きく感じられると思いますが、プラスチックやビニールポットと異なり、鉢の周囲から水の蒸散もありますので根腐れなどの心配も少なくなります。
 
施肥等は植え替え後、1週間位すぎた頃から使い慣れたものを与え始めると良いでしょう。
チベタヌスの血を引いていますが、草や根の勢いは旺盛ですので施肥のタイミングを守ればなんら難しいこともありません。
 
少なくとも今から2年後の2月頃には淡い、そして絹の質感を持った綺麗な絹の花をお楽しみいただけるかと思います。
 
 
この絹の花は2008年に咲いてきた花の写真ですが、雌しべの先端が赤く染まっています。
絹の一つの特徴として和紙のような花肌を楽しんでいただければと思います。


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