クリスマスローズの花でガーデナーの皆様の笑顔がみたい。東京から新しいガーデニングスタイルとクリスマスローズをお届けします。ヘレボルスの育種を行い日本人の感性と自然環境にあった新品種を育種し生産販売をしています。花とおしゃべりブログでクリスマスローズの育て方や花の病害虫対策、植物の魅力と楽しみ方とガーデニングの話題と写真画像をお楽しみください。開花株と種苗のお買い求めは若泉ファームのクリスマスローズ販売ネットショップと直売でお求めください。

2015年3月31日火曜日

クリスマスローズの原種アゥグチフオリウス

 
2年前の春、裏庭に植えたクリスマスローズの原種アゥグチフオリウス。
 
実生から丸2年すぎたアゥグチフオリウスを3株。
 
植えこんだときにはあまり日が差さないため生育がどうかなどと心配をしていましたが、今年もたわわに緑の花をさかせてくれています。
 
かれこれ10年くらいまえにイギリスのウィズレー植物園に植えているアゥグチフオリウスの種を入手する機会がありました。
 
販売に供するとしてもハイブリットのクリスマスローズに勝てないほど地味な存在のため、数年に一回ほど種子の採取をして系統の維持をしていましたが、何を思ったかどれほどの魅力を見せてくれるのだろうかと裏庭に植えこんだものです。
 
 
一般にホームセンターなどで秋から販売されているアゥグチフオリウスの苗とは一味ちがい花の幅は両手を拡げたくらい。
 
冬は冷たい風がきつく当たるにしては十分な大きさに育ち、この系統のアゥグチフオリウスを寒風が当たらないビニールハウスで栽培すればかなりの価値を生みそうです。
 

 

2015年3月23日月曜日

変哲の無い白の八重だけど


白、八重のクリスマスローズ。

ハウスの中を何気なく見ていると、一際目立つ白い色。

其れがこのクリスマスローズの八重、どこにでも、また庭にでもありそうで無い雰囲気、弁の重ねも二つばかり。

しかし、透き通った白、其れがいやにでも目に入ります。

2015年3月21日土曜日

クリスマスローズの植え替え、ワンポイント


春分の日、お彼岸の最中でもクリスマスローズを求める方が多い。

最近、クリスマスローズの開花株を購入して植え替えることはある程度知られてきていますが、植え替えの方法が今一つ知られていないようです。

簡単にできることですが、購入したクリスマスローズの土は数日間水を与えずに放置し、土の表面が乾いてきたときに鉢土の周囲を剥がしながら根をほどいていく。

土が湿っていると根に水分が十分にあるため、根を折ってしまったりで株そのもののダメージが大きくなります。

それを避けるために土を乾かしておく。

土を3割程度崩すようにしてサークリングした根を剥がすようにして解します。

庭植えで楽しむにも,鉢植えで楽しむにしても植え付けるときには、作業の前日に植え付けの用土を水で湿らせておく。

その湿らせた用土で植え付けます。

特に鉢植えする場合に、多くの人は土を鉢に中に入れるとき箸などで突く方が多くいます。

それを行うと、根を余分に切ってしまったりでクリスマスローズの株に余分な負担を強いることになりますので、百円ショップなどで販売されているバーベキュー用のステンレス製の串を土に中に差し込み揺するようにしなが行います

十分に根と新しい用土が触れあうようにし、そのまま翌日まで一切の灌水などは行いません。

翌日になってから、十分な灌水を行い日光の当たる場所で管理します。

数日間、水をもらえなかったクリスマスローズは湿った新しい用土に植えこまれますと、土の中に含まれている水分を求めて新しい根を発生させようとします。
ほんの僅かなことですが人間の体にたとえて考えれば納得がいくのではと思います。

2015年3月20日金曜日

庭先のクリスマスローズ


春を告げる花にはどういうわけか黄色い花が多い。

このラッパ水仙はもちろん、タンポポ、クロッカス、ナノハナ、木ではマンサク、キンクサリ、ヤマブキなどと,其れは沢山の種類がある。

もちろんクリスマスローズにも黄色の花を咲かせてくれるシングル・ダブルの花がある。

黄色いラッパ水仙の奥に花茎を沢山立てているのは白い覆輪のクリスマスローズ。

次の機会には庭の片隅を黄色いクリスマスローズと黄色のスイセンでまとめてみましょうか。

2015年3月19日木曜日

黄色い花は春の使者


 
雨の日、そして晴れ、曇りと春の日はめまぐるしく変わってきます。
 
三日寒く、四日暖かくと言う日が続きますが、春の日差しが強くなる頃、庭の片隅に植えこまれた
 
クリスマスローズの隣、冬枯れの庭にはラッパ水仙や黄色いクロッカスの花が眩しく感じられます。
 





2015年3月16日月曜日

アゥグチフォリウス

 
クリスマスローズの原種、アゥグチフォリウス。

一昨年の4月、庭に植えこんだアゥグチフォリウス、緑の花を房に咲き始めてきました。

赤い椿とアゥグチフォリウス、椿の赤に負けてしまったようですね。

2015年3月14日土曜日

ヘレボルスの原種 アトロルーベンス

 
ヘレボルスの原種 アトロルーベンスです。

原種の中では人気をトルカータスやクロアチクスなどと分け合っていて、花色や形の表現もかなり異なっています。

 
数年ほど前にアトロルーベンスとクリスマスローズのハイブリット卑弥呼を交配した画像があります。
上の写真画像が其れですが、花弁の形はやや剣弁。
 
そして卑弥呼の特長である雄しべの軸が赤く出てきて、卑弥呼の小輪とでも言うタイプでした。
 
しかし、全ての花がそう上手くいくとは限らず、両親のタイプによってはかなりの変異が出てきてしまいます。
 
まっ、失敗は成功の基と言いますが、やってみなければ解らないのが面白い所かもしれません。

2015年3月8日日曜日

啓蟄を過ぎアブラムシも活動を始めています


ひな祭りが終わり、少しずつ暖かくなったなと思っている頃、クリスマスローズの葉裏や蕾、そして花弁の襞にアブラムシが潜んでいることがあります。

温暖化が叫ばれるようになって久しいですが、温暖化とは関係なくクリスマスローズにアブラムシが発生することがあります。

暦では春を知らせてくれていますが気温や体感温度はまだ冬。

園芸店の店頭で販売されているクリスマスローズの多くは加温された環境で栽培されて市場に出てきます。
殺虫剤などでの害虫防除は行われていると思いますが、加温された環境下のビニールハウスはアブラムシやスリップスなどの害虫が生育する最高の環境。

また趣味家が栽培しているクリスマスローズも加温されていなくても、気温が低いから害虫の心配は無いだろうと思っているのでは無いでしょうか。

この季節の害虫防除は殺虫剤の希釈液を散布すると、クリスマスローズの花弁に薬害を発生させることも多くありますので、浸透移行姓の殺虫剤を土の中に混ぜ込んで防除するようにすると良いのかもしれません。

土の中から虫が表に出てくると言われている啓蟄も過ぎました。

ウィルスなどの被害に遭わないようアブラムシ退治は必須の季節です。

2015年3月7日土曜日

クロアチクスダブル


大きくなりました。

クリスマスローズの原種、クロアチクスダブルの株です。

3年ほど前に大きくなってしまったこのクロアチクスダブルを二つに株分けしていますが、株分けされてからも旺盛な成長を見せてくれて沢山の花を咲かせてくれます。

クリスマスローズの原種を育てるのは難しい言う方もいますが、原則、チベタヌスやヴェシカリウスを除き、ほとんど違いはなのではと考えています。

現在、口径21センチくらいの鉢に収まっていますが、来年にはこの鉢で育てるには困難ではと思われますので,秋になったら四分の一に分無ければならなくなりそうです。

2015年3月6日金曜日

黄色いスイセンが咲き始めました


クリスマスローズを入れているビニールハウスの中に3~4年ほど植え替えもせずに同じ鉢に入っているスイセンがある。



ホームページを作るときの材料として使っているスイセンですが、毎年、今頃の季節になると葉を伸ばし黄色い花を咲かせてくれる。



ある意味、地植えのクリスマスローズと同じくメンテナンスフリーとでも言うのだろうか。

咲き始めたスイセンだが2週間もすると花も終わる。

意外と花の寿命は短く花が終わると同時に肥料を与え始める。



それは6月の梅雨前まで。



その後はビニールハウスの片隅に置かれ、秋まで一切の水ももらえず数ヶ月を過ごしています。
水を与え始めるのは11月頃。



クリスマスローズの作業が忙しくなる頃、片隅に置かれたスイセンは復活する。


2015年3月5日木曜日

FB友達がクリスマスローズをメインに作ったリース

 
FB友達が作ったリース。
 
紫色の作品はクリスマスローズとアサギリソウ・ラムズイヤーをドライにして作ったリース。
 
黄色の花はクリスマスローズとオレガノ。
 
寒く凍えるような冬が通り過ぎウキウキする明るい春が来るイメージを見せてくれる作品。
 
春はもうすぐそこに。