暑さに弱いと言われているクリスマスローズも日本の夏を20数年間、経験してくると暑さに慣れてきているようで、9月の声を聞くと地際から秋の葉を伸ばし始めています。
今年は旧のお盆明けから急に気温が下がってきた影響もあってか新葉が伸び出すのが少しお早い感じがします。
とは言え今年は、一部の原種などの中には病気で葉を枯らしてしまったり、また水切れなどで葉を傷めてしまった株も多いのでは無いかと思っていますが、どっこい地上の葉は枯らしていても土の中に残されている根は生きています。
地上部だけを見ていると、あれ枯れたとか腐らせたとか思いますが、もう一度枯れた葉を除けて地際を確認してみると良いかもしれません。
下は葉の無いクリスマスローズで、この画像は原種のデュメトラム。
春に伸びだし花を咲かせる花芽がふっくらと見えます。
今日はどちらかというと全国的に晴れの地域が多いようですが、秋の新葉が伸び出す頃、曇ったり晴れたり、雨の日が続いたりの秋雨前線が日本列島の上を覆うように張り付きます。
この時期、殺菌剤の散布をしっかりするかしないかでクリスマスローズの成長は明らかに異なってきます。
晴れた日には殺菌剤の散布、そして隠れているダニやアブラムシには殺虫剤を忘れないよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿