中国四川省産のチベタヌス。
百数十年ほど前にダビット神父によって発見されたまま標本とされているだけで、20世紀の終わりになって荻巣氏によって再発見された幻とも言われたヘレボルスの原種。
現在では中国は甘粛省などから山取されたチベタヌスが大量に各国に輸出されていますが、この種さやのチベタヌスは四川省の産。
もとはどのようにして日本に来たか確かなことは不明ですが、かなり昔に来て実生や株分けで増殖されていたのだろうかなどと想像を巡らせています。
種さやの中には3~4粒の種が入っているものと思われます。
しかし調子に乗って数多くの種をつけさせてしまうと株を弱らせてしまい後の木阿弥となってしまいます。
自然の状態での種と栽培されて人間に生命を委ねている状態とは全く違うと言うことを再確認
することが賢明ではとつくずく感じさせられる種です。
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