クリスマスローズの花でガーデナーの皆様の笑顔がみたい。東京から新しいガーデニングスタイルとクリスマスローズをお届けします。ヘレボルスの育種を行い日本人の感性と自然環境にあった新品種を育種し生産販売をしています。花とおしゃべりブログでクリスマスローズの育て方や花の病害虫対策、植物の魅力と楽しみ方とガーデニングの話題と写真画像をお楽しみください。開花株と種苗のお買い求めは若泉ファームのクリスマスローズ販売ネットショップと直売でお求めください。

2017年5月30日火曜日

クリスマスローズの種販売開始いたしました

 
2017年のクリスマスローズの種販売開始いたしました。
 
新しい品種も幾つか出来た年ですが、昨年の春に開花させたニゲルのダブルの販売を開始いたしました。
 
 http://www.wakaizumi-farm.com/shop/0.html

例年、5月中旬頃にクリスマスローズの種の採取にかかりますが、全ての組み合わせをメモしたりで販売まで意外と時間がかかってしまったり、また今年は原種のほとんどを更新していますので種子そのものがほんの僅かしか採取できなかったりしました。

その中でもニゲルのダブルは昨年より親として使っていたりしましたので販売を開始できたのが何よりでした。

クリスマスローズのシーズン中、人気の大きかったのはもちろん絹や雅ですが、絹の販売は開花株と苗に絞って行いますので今年度より種の販売は中止させていただいております。

 
また引きの多いのはペールピンクやホワイトの濁りの無い花、これらが今年のトレンドではなかったかななんて感じています。

採取する種子も大量には出来ませんので、無くなり次第終了とさせていただきますのでお早めにご注文いただけたらと思っています。


2017年5月24日水曜日

もう少しでクリスマスローズの種販売が始まります

 
 ほぼ、9割方クリスマスローズの種を採り終わり品種別に袋に入れる作業をしています。

園芸の最高の楽しみ方、寒い季節に小さな種から双葉が顔を見せ、本葉が現れ日々大きくなって花を咲かせる。

クリスマスローズのお求め方としてはいろいろありますが、ただ、花を咲かせて愛でることだけで無く小さな種から育てるのも大きな楽しみ方ではと思います。

販売するクリスマスローズの種は全て自園で咲かせた、またブログやFacebookなどで紹介した花から他家受粉で交配し種を採取しています。

http://www.wakaizumi-farm.com/itemlist.html

袋つめももう少しで終わりますので、今週末頃にはネットショップで販売を開始できるかと思いますので楽しみにお待ちくださるようお願いいたします。





2017年5月23日火曜日

アゥグチフォリウスの種採取と意外な話し

 


アゥグチフォリウスの種採取を開始しています。

クリスマスローズの種類の中では最も大きく育ちますが、いまいち人気の盛り上がらない種類です。
花の色は緑、茎のある有茎種で派手さが無いのが原因かと思いますが、一般に安価でホームセンターで苗が売られていることも一つの原因かも知れません。

しかし無茎種のハイブリッドには無い魅力を備えていることはあまり知られていません。

このアゥグチフォリウスは二つの魅力があります。

一つはボーダーの花壇に植え込まれると無茎種のクリスマスローズには無い存在感を見せてくれ、またもう一つは房状に広がる緑の花、これがセンス豊かなテクニシャンの花屋さんにもてはやされます。


単に花束を作るのではなく、アレンジの素材として。

数年ほど前に花の卸問屋の方が4月も半ばを過ぎて訪ねてきたことがあります。

結婚式の会場飾りに緑のクリスマスローズを所望したお客様が居て、クリスマスローズがこよなく好きで、それも緑の花をブーケに使いたいとのこと。

その頃はクリスマスローズの花も終わりを告げて、アゥグチフオリウスだけが庭の片隅で種を採られるのを待っている。

種さやは膨らんでいてほぼ花は終わりと言う具合でしたので差し上げられませんでしたが、聞くところによるとアゥグチフオリウスの切り花は市場でここだわりのアーティスト達につかわれているそうで、市場の価格もだいぶよろしいみたいです。

2017年5月12日金曜日

立てば芍薬座れば牡丹 歩く姿は百合の花

 立てば芍薬座れば牡丹 歩く姿は百合の花。

クリスマスローズの事を忘れてしまった訳ではありませんが初夏の花と言ったら芍薬、そして牡丹。

ここ最近は、清々しい初夏と言うより暑すぎる初夏。
そして降雨が無く庭の土は乾いてしまって植物には苦しさを与えているようで心苦しい季節です。


クリスマスローズの花は開いてから1週間や10日は楽しめますが芍薬と言ったら開いてからほんの僅かな命。

派手な花に似つかず、そこに人気の源でもあるのでしょうか。

2017年5月10日水曜日

姫ヒオウギスイセン



大陸から海を越えてやってきた黄砂が車のボンネットを白く汚していますが、昨夜からの雨で少しは汚れが落ちてきたようです。

地上では春爛漫と姫ヒオウギの花が咲いて一月前とは違い賑やかになってきました。

この姫ヒオウギ、綺麗で、そして可愛いのですが、すぐに種を結びあちらこちらにまき散らすのが難点。

最初は3号程度のポットに数株入っているのを購入して、おもしろ半分に種取をして庭に蒔きましたら、翌年には稲のような葉を延ばしてくれ親の心子知らずとでも言うように咲き誇っています。

芝の中で咲いているのは土の中にある球根を掘り起こして棄てるしだいで、九州のある地方ではこの姫ヒオウギの仲間、ヒオウギスイセンは庭に植え込んだり県に移入するのを禁止しているとか。


2017年5月8日月曜日

初夏 クリスマスローズとギボウシ

クリスマスローズの花が終わると季節はギボウシ。
 
英国風というようにギボウシを日本のものでは無いように思われるかも知れませんが、どっこいギボウシは日本や中国などの湿った林の中に自生している。
 
人気はもう少しというところが有りますが、初夏のお日様をナツツバキやモミジの葉陰でお菊葉を広げていく様は答えようも無い喜びです。
 
寒い冬には葉を枯らして冬芽だけでやり過ごし、木々が芽吹く頃になると一斉に葉芽をたちあげてクリスマスローズの花が終わって、少し寂しくなった庭を賑やかにしてくれます。



ギボウシの花芽。
 
あと数日で花が開いてくれます。
 
花には清々しい香りを話す品種もあり、ちょっとだけクリスマスローズから浮気しても良いかななどと。