クリスマスローズの花でガーデナーの皆様の笑顔がみたい。東京から新しいガーデニングスタイルとクリスマスローズをお届けします。ヘレボルスの育種を行い日本人の感性と自然環境にあった新品種を育種し生産販売をしています。花とおしゃべりブログでクリスマスローズの育て方や花の病害虫対策、植物の魅力と楽しみ方とガーデニングの話題と写真画像をお楽しみください。開花株と種苗のお買い求めは若泉ファームのクリスマスローズ販売ネットショップと直売でお求めください。

2017年12月29日金曜日

池袋サンシャインでお目見えする交配種 絹

 
 クリスマスが終わり大晦日が近くなると街は静かになってきました。

18~9年の間、育種を続けてきたクリスマスローズの原種ニゲルとチベタヌスの交配種、絹。

一時は実生での増殖が難しいと言われて株分けでと一時は考えていましたが、神様の思し召しで実生での増殖に成功したのは7年くらい前。

株分けだと株そのものの回復までに時間がかかり、また数は作ることができない。

あるとき発芽から三年目を迎えた絹の苗が全てニゲルにはならず絹独特の葉になった。

それから数年、初花が咲くと全て絹。

 
 一部は販売していますが、残された株がこの画像の鉢です。

蕾は膨らみ、株の中には濃いピンクを見せているものあり、濃いピンクの色が淡く桜色に開くまではあと一月半。

鉢は尺を超えているものに入っています。

今は厳寒期に向かう時期のため有機肥料は使わず化学肥料を使っています。

朝、9時頃から日光に当たり昼過ぎ2時頃には陰になってしまう場所での管理。すでに葉は生気を失ってきて一部は株もとから切り取ってしまっています。

絹は根の量が非常に多くスリット鉢のような柔な鉢ですと鉢そのものを歪めてしまいます。
そのためもあって駄温鉢での管理が望ましいですが鉢の重さと土の量が大きくなりますのでプラスチックの鉢での管理も一時的には必要になってきます。

 2月16日の金曜日から始まる池袋サンシャインシティのクリスマスローズの世界展。

若泉ファームのブースで花が咲いている株をご紹介できるかと思います。

用意した株は12株、全ての株が同時に花を開かすことはまず無理ですので展示予定の株は大芽に作っています。

サンシャインでの売店では、友人がオープンする、ミューにて開花株の販売もいたします。

 
 ネットショップと直売、そしてサンシャインで販売する絹の見本。





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