初夏の日差しがギボウシの葉に彩りを添えています。
関東ではクリスマスローズの花も終わり地中に根を活きよい良く伸ばしている頃、ギボウシは大きく葉を広げています。
意外と気が付かないところですがギボウシみたいに大きく葉を広げる植物、庭の草取りを和らげてくれるありがたい植物です。
また葉の芸にも富んで白や黄色の斑も入る品種が多いためもあって多品種を植え込むと花だけでなく草取りの手間も省けるという物です。
日本ではまだ十分に認知されていませんが是非とも数株、クリスマスローズの隣に植えてみてはいかがでしょうか。
シランもシラーもギボウシが葉を広げ花を咲かせてくれる前に、紫や空色の花を沢山咲かせて初夏の庭を彩ってくれます。
2018年4月24日火曜日
2018年4月20日金曜日
花嫁の帽子 クリスマスローズの袋かけ
完了。
2月始めから受粉させていたクリスマスローズの花。
あれよあれよと言っている間に種莢が大きくなってきてホッとしている間もなく、種莢が大きくなってくると慌ててしまうのが毎年の事。
うっかりすると種莢が割れて熟した種が弾けてくる。
画像は絹の帽子。
次期世代の絹を作るためにニゲルにチベタヌスの花粉を付けている。
雄しべは完全に取り去っての花粉付けだから時間がかかる。
それと同時にニゲルの先端が小さいために花粉をこすりつけるのに苦労する。
しかし袋かけの次期になって種莢が膨らんでこないのを見つけるが、雌しべが熟していないときの花粉付けをしたために種が熟してこないのが原因。
しかし個体によって受精しないものがまま出てくる。
つまり相性が悪い。
ビフォーアフターと言うわけでは無いが、袋かけをする前に受精していない空の種莢と茎を切り取り袋かけが楽に出来るようにする。
2018年4月13日金曜日
クリスマスローズの種莢が大きくなっています
初夏のような気温が心地よい日が続きますね。
クリスマスローズの種莢も大きくなって莢の中に種が作られているのが、指を触れると解るようになってそろそろ種が零れないようにと袋かけの準備。
種を採るための花粉付けは2月から3月始め頃に集中しますが、中には莢が膨らまないものも出てきます。
それはいくつかの原因があります。
一つ、雄しべは熟していて花粉を出していても雌しべが熟していないときに花粉付けをした場合。
自家受粉を避けるために早めに行ったときにおきてきます。
他の花は膨らんできても、花粉の根が子房に届かないために受精しないで居る場合。
それとは別に、想像妊娠とでも言うようなことも出てきます。
種莢は膨らんできているのに、指で摘んでみると莢がつぶれてしまう。
最近ではほとんど聴くことはありませんが、10年以上前にオーストラリア系のダブルにそんなことが有った記憶があります。
上の画像はクロアチカスダブル。
一つの莢に種の数は3~5粒。
ハイブリッドや原種のニゲルと比べると非常に少なく効率は悪くなります。
これは無茎種の原種によく見られる現象です。
クリスマスローズの花が咲いているときには殺虫剤や殺菌剤を撒くときは稀で、花が終わって種莢が膨らんでくる頃から散布を開始します。
殺虫剤を散布して数日すると下の画像に見える黒いシミ。
薬害です。
農薬を薄くして使ってもおきてしまいますが、すでに花は終わってしまっていますのでおおきな害にはなりません。
ただ経験の少ない方だとブラックデスと間違えやすくなってしまいます。
注意が必要ですね。
クリスマスローズの種莢も大きくなって莢の中に種が作られているのが、指を触れると解るようになってそろそろ種が零れないようにと袋かけの準備。
種を採るための花粉付けは2月から3月始め頃に集中しますが、中には莢が膨らまないものも出てきます。
それはいくつかの原因があります。
一つ、雄しべは熟していて花粉を出していても雌しべが熟していないときに花粉付けをした場合。
自家受粉を避けるために早めに行ったときにおきてきます。
他の花は膨らんできても、花粉の根が子房に届かないために受精しないで居る場合。
それとは別に、想像妊娠とでも言うようなことも出てきます。
種莢は膨らんできているのに、指で摘んでみると莢がつぶれてしまう。
最近ではほとんど聴くことはありませんが、10年以上前にオーストラリア系のダブルにそんなことが有った記憶があります。
上の画像はクロアチカスダブル。
一つの莢に種の数は3~5粒。
ハイブリッドや原種のニゲルと比べると非常に少なく効率は悪くなります。
これは無茎種の原種によく見られる現象です。
クリスマスローズの花が咲いているときには殺虫剤や殺菌剤を撒くときは稀で、花が終わって種莢が膨らんでくる頃から散布を開始します。
殺虫剤を散布して数日すると下の画像に見える黒いシミ。
薬害です。
農薬を薄くして使ってもおきてしまいますが、すでに花は終わってしまっていますのでおおきな害にはなりません。
ただ経験の少ない方だとブラックデスと間違えやすくなってしまいます。
注意が必要ですね。
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2018年4月12日木曜日
クリスマスローズのビフォーアフター
クリスマスローズ前線も桜に先駆けて津軽海峡を渡ったようです。
東京や関東地方ではすでに花は終わり花色も退色を始めています。
つい一月前は綺麗な色を見せてくれていましたが、気温が高くなるにつれ、花茎は伸び二番花、三番花と開かせて芽を楽しませてくれていました。
ビフォーアフター。
花茎切りの前と後。
花茎を軸基から数センチ残して切り取ります。
すでに種を結び大きくなってきていますが、地植えだとほぼセルフで種付けがされていますので、それらは無視して切り取ります。
軸基まで太陽の光が差し込んでいませんでしたが花茎を切り取ることによって立ち枯れ病の害も少なくなると思います。
なを切り取るときには第三リン酸ナトリウムの10パーセント溶液にハサミを浸してウィルスから株を守るようにします。
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